2009年04月21日

MEGUIとtsMuxeRでYouTubeにHDアップロード その2

その1から続く。

ひらめき自分で編集・エンコードした動画のyoutubeのHDアップロードの方法について

サイト側からは、HDアップロードについて、こちらのページに詳細が推奨が載せられているのみ。

ただし、上記以外の形式でもOKだったりするからよくわからないんだけど。

いろいろ試してみた結果、映像H264/AVC(平均5000kbps最大9000kbps)、音声MP3(192kbps)の.m2tsコンテナがいい感じっぽい。
コンテナに「MPEG2TS」と明記されてるだけあって、.mp4や.mkvではうまくいかないことがある。
(といっても、うまくいく場合もあるのでよくわからない)

ちなみに、音声は2chの44.1KHzが推奨となっているけど、映像関係の音声はたいがいDVDやBDに合わせてあって、48KHzのものが多い。
これはそのまま48KHzのままで問題ないようだ。
また、5.1chの音声でも普通にアップロードできているらしいので、2chにしなくてもいいのかな???
AVCHD(映像H264/AVC、音声AC3の2ch、48KHzの.m2tsコンテナ)形式がそのままアップロード可能で、正常変換されることを考えると、音声AC3でもいいのかもしれないけど・・・このあたりよくわからない。
youtubeは謎が多い。

さて、前置きはおいて、アップロード方法をメモっておく。

位置情報AVCHD出力できる編集ソフトで編集した場合(EDIUS Pro5、VS12等)

→AVCHD出力したものをそのままアップロードすればOKらしい。

スマレンができるソフトなら、画質の面でもオリジナルに近くなるし、これが多分ベストと思われ。

位置情報AVCHD出力できない編集ソフトで編集した場合(EDIUS Pro4.6、TMPGEncExpress4.0等)
また、AVCHDのままではファイルサイズが大きすぎたりする場合はこちらの方法。

MEGUItsMuxeRを使って、youtubeの要求する仕様に合わせた映像形式に変換してアップロードする。

1.MEGUIを起動。Tools/AVS Script Creatorを起動。

2.AVS Script Creatorダイアログ操作。

Optionsタブ》
Video Input:編集出力したビデオファイルを入力
Crop & Resize:Resizeにチェックを入れ、1280×720に設定。
 →もともと1280×720なら、Resizeは必要ないので、何もチェックしない。

filtersタブ》
Vertical Flip:もしプレビュー画面で上下さかさまな映像になっていた場合はここにチェックを入れると直る。
FPS:基本は編集出力したものそのまま
Deinterlace:元がインタレ動画の場合はチェックを入れる。デジカメ動画等プログレッシブ動画の場合はチェックを外す。
 (右のプルダウンリストは、インタレ解除フィルターの種類を選ぶもの。
  なんでもいいが、FPSを変更しないなら、Bobとつくものは選ばない。)
 →youtubeは基本PC視聴なので、インターレースは保持する必要がなく、むしろ解除した方が画質・ファイルサイズの面で有利。
Analyse:このボタンを押すと、Source typeとField orderの欄に自動で入る。

Editタブ》
これはavsスクリプトが表示され、追加を直接入力できる欄。
応用で、インタレ保持したまま縮小したい場合や、他に色補正など加えたい場合、こちらにスクリプトを書く。
今回は使わない。

saveを押すと、自動でavsスクリプトファイル(.avs)が作成され、AVS Script Creatorダイアログが閉じ、MEGUIメインダイアログに戻る。

MEGUIはすごいね〜。Avisynthの知識がほとんどなくても、GUIで簡単にavsスクリプトが作れちゃう。

3.MEGUI本ダイアログ操作(Inputタブ)

Video encoding
Avisynth Script:自動で先ほど2で作った.avsファイルが入力されている。
Video Output:変換後のファイルの保存先を設定
Encoder settings:これがキモ。→4で後述。
File format:「RAWAVC」に設定

Audio
Audio Input:元ファイルもしくは2で作ったavsファイルを入力。
Audio Output:変換後のファイルの保存先を設定
Encoder settings:これがキモ。→5で後述。
Extension:Encoder settingsに応じて拡張子が自動で入る。
Delay:もし映像と音声に音ズレが発生した場合は、ここで調節する。今回はパス。

4.ビデオのEncoder Settings

プルダウンで「x264; *scratchpad*」(x264でH264/AVCエンコードする場合のデフォルト設定)を選び、右の「Config」ボタンを押してカスタマイズしていく。
→x264 configuration dialogが開く。

Mainタブ》
Mode:「Turbo」にチェックを入れ、「Automated 2pass」に設定
Bitrate:平均ビットレート値。画質に関わる重要な値。3000〜9000推奨。
 →3分以内のものならノイズまみれや動きが激しいもの以外は5000でだいたいOKな感じ。
Deblocking Strength, Deblocking Threshold:0でいいと思われ。使ったことないです。
AVC Profile:Main Profile
AVC Level:Level5.1

《RC and MEタブ》
VBV Buffer Size:今回はあんまり関係ないと思われるが・・・一応0(自動)推奨。
VBV Maximum Bitrate:最大ビットレート値。平均ビットレート値(MainタブのBitrate)より高く設定するが、まぁ「0」(自動)で良いと思われ。
Encode interlaced:チェックを外す。
CABAC:チェックを入れる。
M.E. Algorithm, Subpixel Refinement, Trellis:基本的に、プルダウンリストで下に行けば行くほど画質がよくなるが、エンコ速度も遅くなる。自分の許容範囲で設定。

Advancedタブ》
Number of B-frames:「3」が推奨らしい。理由はなぞだが、H264の場合はBフレームがあった方が画質的に有利らしい。
Custom Command Line:もし自分でx264にコマンドを追加したい場合は、こちらに手入力。今回はパス。

●平均5000、最大0(自動)で設定すると、全体のコマンド例はこんな感じ。
program --pass 2 --bitrate 5000 --stats ".stats" --bframes 3 --direct temporal --subme 7 --partitions p8x8,b8x8,i4x4 --me umh --threads auto --thread-input --progress --no-psnr --no-ssim --output "output" "input"

※ダイアログ下部のPresents欄の「Update」ボタンを押すと、適当な名前をつけて現在の設定を保存し、次回も同じ設定で使用できる。

OKボタンをおして設定完了。MEGUIメインダイアログに戻る。

5.AudioのEncode settings

プルダウンで「LAME MP3; *scratchpad*」を選び、Configボタンを押す。
→LAME MP3 configuration dialogが開く。

Output Channels:「Keep Original Channels」で、入力素材そのままのチャンネルをキープ。
SampleRate:「Keep Original」で、入力素材そのままをキープ。
 (万が一、48を44.1に変換したい場合は、プルダウンで選べる。
  が、高音質にこだわるなら、SoundEngineなど音声処理専門ソフトでリサンプリングした方がいいらしい。)
Encoding Mode:音質やファイルサイズにこだわらないならCBR、こだわるならVBR
Bitrate:MP3の場合は高めに設定しておいた方がいい。192以上推奨。

OKボタンをおして設定完了。MEGUIメインダイアログに戻る。

6.エンコード開始

MEGUIメインダイアログに戻り、全ての設定が完了したことを確認し、Video、AudioともにEnqueue」ボタンを押す。
Queueタブを開くと、一覧にビデオ、オーディオのタスクが表示されている。
→「Start」ボタンを押せば、エンコードが開始される。
→エンコード終了後、映像(.264)ファイル、音声(.mp3)ファイルが別々に出力される

7.tsMuxeRに映像.264、音声.mp3を読み込んで、.m2ts出力する。

これは映像、音声を読み込んで、.m2tsにチェックを入れて多重化開始するだけ。簡単&早い。

かわいい かわいい かわいい

こんな感じで作成した1280×720の映像H264/AVC、音声MP3入りの.m2tsを、YoutubeにアップロードすればOK。
Youtubeではアップロードに時間がかかり、さらには、HD画質で視聴できるようになるにはかなり時間がかかるが、気長に待つのみ。

追記(2009.5.25):
上記方法でやっても、なぜか音ズレが発生する動画があった。
ググってみると、やっぱりときどきあるらしい。
VBRは音ズレしやすい、MPEG2形式、wmv形式でアップし直すとよい・・・諸説あるようだ。
私は、CBRでエンコしなおしてみたらうまくいった。

posted by そよはっは at 11:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MEGUIとtsMuxeRでYouTubeにHDアップロード その1

ネットへの編集動画のアップロードについて。
以前の記事は元ファイルがそのままアップロードできるblip.tvを紹介した。

元ファイルをそのまま受け渡しできる自分の意のままに画質をコントロールできる点で、blip.tvは優れている。
だが、ダウンロードに時間がかかることもあり、手軽に見てもらうという用途にはイマイチ向かない。
以前書いたように、アップロードする側の都合・意向に合わせた作りになっているのだ。

それに対し、youtube
世界no.1の動画サイトであり、視聴者数も多い。
さらに、時代はどんどん進歩しており、youtubeもHD動画のアップロード・視聴に対応している。
こちらは、HDでアップロードしたものを、youtube側で必ず再エンコード(1280x720 .mp4 2000Kbps程度)する仕様になっている。
特徴としては、画質は自分がアップしたものより若干落ちるが、その分視聴は比較的楽にできる
こちらは、視聴者側に重きを置いたサイト運営になっている。

さて、同じファイル(映像H264/AVC、音声AC3入りの.mkv)をblip.tvとyoutubeにそれぞれアップしてみた。
blip.tvの方は、私がエンコードしたそのままの画質(オリジナル)、youtubeはサイト側による再エンコードがかかっている。
画質の差はどうだろうか。
再生の軽さは圧倒的にyoutubeだろう。

位置情報blip.tv


※.mkvなので、ストリーミング再生は不可能かも?
32MB程度なので、できればDLして見てほしい。
.mkvはVLCで再生できます。

位置情報YouTube


※ブログ用に小さな埋め込み窓での再生にしてある。
ダブルクリックするとyoutubeにjumpするので、大きく再生するにはそちらがオススメ。
「HD」ボタンを押して赤くした状態で再生するとHD画質。


なお、このサンプルは最近購入したコンデジPanasonic DMC-TZ7で撮影したものを、EDIUSで編集したものである。


かわいい かわいい かわいい

さて、今回のエントリーでは、YoutubeにHDでアップロードする方法についてメモしていこうと思う。

長くなるので、その2に続く。
ラベル:x264 MEGUI tsMuxeR YouTube
posted by そよはっは at 10:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

動画管理・シナリオ作成 FreeMindを使って

前回の記事で、動画素材の管理〜シナリオ作成に苦労しているということを書いた。

だが、最近いいソフトを見つけた。
マインドマップ作成ソフトのFreeMind(フリー)である。

NHKの教育テレビを何気なく見ていたら、「趣味のパソコンソフト」みたいな番組があって、そこで偶然とりあげていたのがこれ。
ビデオのシナリオ作りは、素材をあーでもないこーでもないと並び替えてストーリーを組み立てていく作業である。
昔仕事でよくKJ法を使っていたが、それに近い作業。
そしてこのFreeMindは、好きに文章を打ち込んで、それを樹形図のように好きに並び替えたり分類したりできるソフトなのだ。
(ルートから始まるという形は、厳密にはKJ法ではないが・・・まぁKJ法っぽく使える)

しかも、ファイルへのリンク機能があるので、文章と動画素材をリンクさせておけば、クリックするだけで瞬時にWMPが立ち上がり閲覧できる。

ちょっとどういう形で使っているのか、ワークフローを書いておく。


ひらめきFreeMindで動画管理〜シナリオ作成

1.ルートを決める。
作りたいビデオ作品のテーマ(例:バリ島旅行記)を記述。

freemind1.jpg

2.素材の文章化と動画の関連付け
ルートにマウスポイントしてinsキーを押すと、新しく子ノードができる。
子ノードとして日付ごとのフォルダ名(例:20080512)を出し、さらにその子ノードとして各ファイルの内容を文章化(例:青空と白い雲)する。
そして、文章化されたノードに、Ctrl+Shift+Kで対応する動画ファイルのリンク付けを行なう。

freemind2.jpg

3.各ノードへのアイコンづけ
tag的な役割をするものとして、アイコン機能がある。
例えば、Aさんが出てくるものにはこのマーク、イメージカットにはこのマーク、等わかりやすいアイコンをつけることによって、tag代わりとなる。

freemind3.jpg

※ただし、アイコンをつけられるだけで、このアイコンがついたノードを抜き出すというような機能は今現在ついてないようだ。
この部分ではEXCELでのオートフィル機能には劣る。惜しい!

4.ルートにシナリオ用のノード追加。
ビデオの各章の内容を考えて書き、もともとあった素材のノードをコピーまだは移動させて、シナリオを組み立てていく。

《出来上がり図》
freemind4.jpg



だいたいこんな感じだ。
入力がしやすく、自由に並び替えができて、簡単にぱっと見た目わかりやすい図ができる点が、EXCELより評価できる。
惜しいのは、TAG検索的な機能がないことと、あとは画面スクロールが不自由なこと。
ノードを移動させる際に、マウスでドラッグすれば自動で画面がスクロールしてほしいが、これができないようだ。
これはかなりイタいかも・・・

というわけで、細かい不備には目をつぶりながら、しばらくfreemindを利用してみようと思う。

ラベル:Freemind
posted by そよはっは at 22:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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