このところ待っていた新しい編集ソフトがリリースされたり、掲示板でおもしろい情報を仕入れてそちらでの書き込みがおもしろかったりと、相変わらずマニアな日々を送っている。
後は、ビデオカメラ、デジタル一眼レフのカメラ操作をイチから見直してみよう週間でもあった。
あれこれやりすぎて、結局学習したことをまとめきれないままきてしまった。
ということで、今回は最新の編集ソフトに関してのネット聞きかじり&メーカー聞き込み&体験版試用情報をまとめておくことにする。
結論から言うと、まだ両手を挙げて飛び込んでいけるソフトには出会えていない。
わざわざ発売記念イベントに神戸まで出かけていった。
今回の最大の特徴は、やはりAVCHDのフルエンコ出力に対応し、別途MovieWriter5forEDIUSでのBD、AVCHD-DVDのオーサリングに対応したこと。
掲示板では書けなかったが、今回のH264/AVCエンコーダはMainConcept社のものだそう。
4.6をアンインストールしないことには5の体験版も試せないため、実際に試用したわけではないが、MainConceptでビットレート設定くらいしかいじることができないのであれば、画質は予想がつく。
多分TMPGEncのH264/AVCと同程度かな?と予想する。
つまりx264には及ばないのでは。
ただ、社員さんによると「エンコーダは近い将来変わるかも」みたいなニュアンスのことを耳打ちされた。
これって、自社のオーサリングソフトが付属するというハードウェアエンコーダ「FIRECODER BLU」のことなのか、はたまたソフトウェアエンコーダを別途開発中なのか・・・多分bluのことなんだと思うけど。
でもbluだったら発表済みだしもったいぶって耳打ちしなくていいじゃんとも思ったりもするし・・・
FIRECODER BLUはCEATECの発表によると、11月以降に発売、オーサリングソフト付きで4〜5万円程度。
実時間の半分でH264/AVCのエンコードが可能とのこと。
うーん、Pro5にアップデートするよりも、こっちのが画質が良ければ「買い」かな。
まぁどっちにしろPCを新調しないことには、どちらも買えない。
Pro5については、kakaku.comで実際に購入された方からの情報や神戸で得た情報を総合した結果、以下の機能には惹かれている。
*フリーズフレーム
→ストップモーションを静止画切り出ししなくともエフェクトとして可能になった。
*SDのトップフィールドファーストプロジェクトでのセグメントエンコード
→DCR-DVD403からのMPEG2をスマレンでDVD-Videoに編集可能
*ProDAD Mercalliによる手ブレ補正他エフェクトの充実
→Videostudio11の手ブレ補正エフェクトよりはるかに出来が良く、使えそう。
また、他のエフェクトもより充実したようで、こちらには惹かれる。
*色空間変換まわりの改善により、RGB素材を正しく扱えるように
→静止画スライドショーやNive素材の扱いが楽になった。
こんなところだろうか。
とりあえず、可及的速やかにバージョンアップしないと困る!というような機能はないため、まだバージョンアップはしていない。
こちらは、AVCHDをネイティブで扱えてまぁ軽く編集ができると掲示板で評判が良かったため、情報収集してみた。
QUAD環境ではAVCHDはネイティブで動かせるらしい。
あと、DVD-Videoのオーサリングでは別ストリームでの字幕ファイル読み込みに対応している。
が、AVCHDのスマレンは無効、及びHDオーサリングにおいては字幕焼付けしかできないとのこと。
あと一歩。バージョンアップによりAVCHDのスマレン編集&オーサリング、及びHDオーサリングでの別ストリームでの字幕読み込みに対応してくれば、「買い」だろう。
CyberLinkはハードウェアエンコにも積極関与しているとのことで、こちらもかなり注目株である。
こちらがHDオーサリングのエースとして非常に期待を寄せていたのだが、第一弾の発表としては、コケたかな・・・。
AVCHDには読み込みのみ対応。ただしBDに焼くにはMPEG2への変換が必須になる。
PEGASYSもよっぽどH264/AVCには苦労している模様。
まぁ、x264をあきらめて、TMPGEncでのMPEG2(HD)変換の画質を許容するなら、今のところこのソフトが一番「買い」かなーとも思えたり。
でも、H264/AVCにこのままノータッチでいられる会社があるとは思えない。
いずれは必ずH264/AVCでのオーサリングを可能にしてくると思う。
なので、やっぱり「待ち」のような・・・
CUDAに関する今後の動向も気になる。
kakaku.comで教えられて、ひょんなことから体験版で試してみた。
情報では、SONYのSR1の1440×1080(MainProfile)のAVCHDファイルのスマレンオーサリングには対応しているらしい。
(ただし編集を加えたものではなく、撮影ファイル単体のスルー?)
しかし、実際に試してみた結果、やはりx264作成の.m2tsファイルはMPEG2かVC-1に変換される。
Vegasシリーズについては、私自身体験版はノータッチだが、こちらのブログが詳しい。
http://fivetecvideo.at.webry.info/200807/article_3.html
つまり、最上位であるVegas Pro8.1とDVD Architect Pro5.0の組み合わせでも、AVCHDの編集もののスマートレンダリングには対応していないということであるようだ。
(撮影ファイル単体ではスマレンでオーサリングできるらしいが・・・)
うーん、難しい。
まだ、買えない・・・。
一方、2chではUleadのMovie Writer 7とx264の組み合わせでスマレンでのAVCHD-DVDオーサリング、レコ取り込みOK音ズレなしの成功の報告が上がっていた。
音ズレさえしなければ、やはりMW7が現状では一番ファイルの許容度が高いと言えると思う。
PCのBDドライブもHD再生できるレコーダーもない現状ではまだ急ぐ必要もないが、現状買うとすればやはりMW7かなぁ・・・でも別の意味で不安定は否めないし。(エラー頻発の報告あり)
いやはや、H264/AVC編集とBDオーサリング、いままさに過渡期なんだろうな。
生みの苦しみで、いずれ(といっても1年以内)本当に良いものが出てくることを期待したい。
幸い世間(うちの周辺)にはまだまだBD配布環境はできあがっておらず、配布用には相変わらずSD画質のDVD-Video、自宅HD再生はファイル単体でLT-H90LANでいける状況なので、まだ待てる。
それにしても・・・(以下愚痴)
AVCHDという規格は、まさにSONYとpanaによる自社が儲かるための独自規格であると言わざるを得ない。
そりゃ確かに.mp4の方が一般的な規格で、PCでならスペックさえ許せばファイル単体で再生・配布(ネットorデータディスク)ができ、編集ソフトも対応している。
この.mp4を再生可能にしないってのが、レコーダーメーカーのうまいやり口なんだろうな。
AVCHDしか再生できない。=オーサリングが必要である。
オーサリングするのにわざわざ管理情報をくっつけて難解なフォルダ構造(しかもフィーを払わないと一般には公開されない)にさせる。
レコーダーを買わないとTVでは見られない、って図式に持っていきたいわけなんだな〜。
AVCHDでビデオカメラを撮るなら編集はするな!って切り捨てているも同然である。現にSONYもpanaもまともな編集ソフトは出していないし推奨もしていない。
かといって、いくらMPEG2でもいまさらテープ式は使いたくない。
(そんなあなたにVictorHD30かHD40。ははは。
CANONが作ってくれたら状況もまた変わると思うけど、作ってくれないかな?)
一方でPS3のような機械もあり、私のような編集派にとっては、再生神器とも言える。
USB接続で外付けHDDからも再生できるし、データディスクの再生にも対応している。
唯一できないことは、TV録画かな。
でも、ゲーム機であること、一般の人の使用方法(TV番組視聴)では圧倒的にレコーダーの方が便利であることを考えると、おそらく普及率は今以上には上がらない。
SONYも今以上に(レコーダーの市場を食うほど)は普及させようとは思ってないだろうし。
ビデオ編集&配布形態がもっと一般的にならない限り、きっと解決は永遠に無理なんじゃないだろうか。
そしてやはり写真と、写真の無数の連続である動画では、とっつきやすさは月とすっぽんである。
つまり動画編集は一般的にはなり得ない。だろう。
まぁ、そんなこと私が悩んでもどうしようもないんだけど。
別に一般的になってくれなくても、1個優秀ソフトが出てくれればそれで話は済むわけだけどね。
あまりの状況の改善の進歩の遅さにため息が出ますね。


http://www.sonycreativesoftware.com/moviestudiope
TMPGEnc Authoring Works 4
http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/taw4.html
どちらも体験版出てますね、明日にでも試してみます。