2009年12月19日

イルミネーション撮影

先日東京へ行く機会があって、イルミネーションと夜の街を撮ってきた。

といっても他の用事もあったので、撮影できたのは夜の22時30分過ぎ。
メインのイルミネーションは終わっていたりで満足には撮れなかったのだけど。

時間があれば静止画と動画を両方、と思っていたけど、最近のメインは動的なイルミネーションのようで、これは動画で撮った方が良い、と判断し、結局1枚も静止画は撮らず。(撮れず)

使用機材
*GH1
*VARIO-ELMARIT14-50mmF2.8-3.5
*OM50mmF1.2
*三脚

撮影情報(マニュアル)
*SS1/50
→1/50か1/100意外ではフリッカーが顕著に発生
*F値:広角ではおおむねF4、望遠ではF1.2〜4
*ISO:200〜800
*GH1撮影モード:SH(1280x720 60p)

映画one night in Tokyo Midtown



東京ミッドタウンにて。
夜の23時近くて、メインのイルミネーションにはたどり着けず・・・
地理的な下調べも不足してたし。
でも、この電線を流れていくようなイルミネーションはずっと見ていてもあきない。
cafeやショーウィンドウのマネキンのライトアップなど、けっこう被写体には事欠かなかったし。

後半のスローな部分は、点光源の丸ボケを生かして撮ってみた。
VARIO-ELMARITは円形絞りなので、けっこうきれいに撮れる。
ただし、冒頭の部分のように、フォーカスを移動させると、同時にズームリングがまわってしまう。
これはズームレンズは全てそういう仕様なのかな。
そこはちょっと使いにくかった。

映画Caretta Shiodome Illumination event

Lumix DMC-GH1 footage: Caretta Shiodome illumination event from soyoharu on Vimeo.



こちらはカレッタ汐留にて。
葉加瀬太郎プロデュースのBlueOceanというイルミネーションイベントで、バイオリンの音楽に合わせてイルミネーションが動くというもの。
30分ごとにショーが行なわれるので、1回目は全体を撮り、2回目は印象的なシーンのアップを撮ることで、マルチカム編集にした。

途中、OM50mmF1.2で、絞りリングを動かして、丸ボケの大きさを変えているショットがある。
このレンズは静止画用なので絞りリングがカチカチと動いてしまうところをなるべく衝撃を伝えないようにやったけど、どうしても少し不自然。


感想をメモ

*レンズだが、ISOを抑えて高品位な映像にするため、暗所に強いVARIO-ELMARITを使った。
だが、広角でイルミネーションを撮る場合、結局F4くらいまで絞ってしまう。(被写界深度を広げるため)
ということは、結局F値が高いレンズでもそこそこ使えるということ。
今回の場合、キットレンズのVARIO G HD14-140mmF4-5.8でも良かったかも。
また、俄然VARIO G7-14mmF4が欲しくなってきた。
F4というのに躊躇してたけど、イルミでも使えるなら案外使い勝手が良さそうな。

*やはり、夜景撮影にはGH1はとても向いている。
撮影前にはMFアシストが効くため、かなり安心。

*ただし、GH1は一旦動画を撮影スタートしてしまうと、撮影中はフォーカスアシスト(拡大確認)が効かない。
ズーミングするとピント位置がずれてしまうが、それをマニュアルで修正しても、拡大確認できないため、小さな画面ではやはり見難かったりする。
特に遠景(広角)の夜景。
なので、画角固定か被写体までの距離が変わらないパンが無難。
この辺の仕様を変えて欲しい。

*夜景に限ったことではないけど、ビデオ雲台は必須だな。やっぱり。
徐々に探し始めようと思う。


posted by そよはっは at 08:22| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月18日

GH1動画で使うVARIO-ELMARIT14-50mmF2.8-3.5

久々の更新。

GH1が面白くて、最近撮りまくってちょこちょこ編集している。
編集のワークフロー(AVCHD編集〜ディスク作成、ネット投稿)としてはだいたい固まってきたので、こちらのブログにはあまりメモすることはないのだけど。

とりあえずは、撮影の方できづいたことなどメモしておこうと思う。

さて、GH1にはマウントアダプタを介していろいろなレンズがつけられるのだが。
フォーサーズマウントのパナのVARIO-ELMARIT14-50mmF2.8-3.5は好んでよく使う。

長所は
*F値がキットレンズより明るい
*描写は高解像度で繊細な輪郭を描き、描写が上品。
*一応手ブレ補正つき
短所は
*全てMF
*絞り優先オート、SS優先オートが使えるが、絞り制御が動画対応でないので、カクカクと段階的に明るさが変わってしまい不自然。
結局Mモードで取るか、AEロックが必要になる。
*重い

総評としては、使い勝手は悪いけど、使いこなせばとてもいい味を出す。

あと、これは感想だが、このレンズ、オリのE-500につけて静止画を撮ったときは、驚くほどの色のりの良さ、コントラストの高さなんだけど、GH1で特に動画で使うと、この色のりの良さをあまり感じない。
かといって悪いというわけでもなく、コントラストが高すぎない素直な描写なので使いやすいのだけど。

いくつか動画の作例を。



試し撮り。
近所のcafeにて。
こういう暗所(室内)での撮影には、14mmF2.8の性能がフルに発揮される。
ISOもそれほど上げずに(確か500程度)撮れる。
50mmF3.5で寄れば、けっこうぼかせる。
コーヒーとケーキのショットのみ手ブレ補正が切れている。
まぁ、手ブレ補正があった方がいいのだけど、やっぱり静止物撮りで手持ち撮影は基本まずいね。
子供と遊ぶ動画なんかは、多少揺れてても雰囲気でごまかせるのだけど。

余談だが、これ撮ったときものすごく大きな蚊(体長2cm弱)が飛んでて、刺されたところが5cm近く腫れ上がった。
cafeのおじさん、おばさん、私と総出でパチンパチンとがんばってhitしたけど。

artfesta in Nagahama:Lumix DMC-GH1 + Leica D Vario-Elmarit 14-50mmF2.8-3.5 from soyoharu on Vimeo.



こっちは、街歩きスナップ。
被写体が面白いものばかりなので、撮っていてもとても楽しかった。
こういう繊細な工芸品や人の表情など、とてもきれいに映してくれるレンズだと思う。
編集は音を気にせずぶつ切りでつないでいるだけなので、もう少し音のタイミングに合わせて入れたり、トランジションをつけたりすると良かったかなとも思うけど、まぁ軽く流してみた。

明るい屋外の場面では、NDフィルターを使っていなくてSS優先(1/60)なので、多分絞りは目いっぱい絞られていると思うが、それでもけっこう描写が良い。
しかもかなりパンフォーカスになるので、MF操作まったくなしでもスナップ感覚で使える。
これはこれでありかも。屋外でボケがほしいならNDフィルター必須だけれど。

ちなみに、目いっぱいしぼった上に、おそらくSSも指定の1/60以上に上がってる気がする。とにかくまぶしい日差しの日だったので。
(GH1のSS優先の仕様で、光量が多すぎる場合で、絞りをフルに使いきった場合は、SSを指定より上げて適正露出を守る。)

タグ:VARIO-ELMARIT GH1
posted by そよはっは at 06:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

youtubeの憂鬱

youtubeのアップロードに悪戦苦闘している。

googleさんの言うとおりの形式にしてアップロードしてるんだけど、なぜかうまくいかないorz

映像H264、音声mp3の.m2ts入り。
サイズ約1GB、長さ7分弱。
当初、VBR平均9000KBでエンコしたものは、「長すぎます」でエラー。
見ると、7分弱の尺が11分に増えている。
これがyoutubeはよくあるのである。
映像がゆっくり(=尺が長く)なり、音声とずれていく。
ググってみるとわかるが、けっこうこの症状は発生しているらしく、ネット情報によると、youtubeがVBR形式の動画のエンコに正式対応していないという説があるらしい。
(でもうまくいくときもあるから不思議)

そこで、9000KBのCBR(固定)でH264エンコしてみた。
これを再度アップしてみたが、今度は「原因不明のエラー」と出て、アウチ。
もう、なんなのよ・・・あなたにわかんないなら私にわかるわけないじゃないっ!!!
と切れたくなる。

やっぱりvimeoがいいなぁ。
vimeoに関しては映像尺伸び&音ズレは今までまだ経験がない。
でもvimeoは1ファイル500MB制限で、HDアップロードは1週間に1回きりなので、これも制限がある。

悩んだ末、wmvのCBRでやってみた結果・・・成功。
1280x720の24pでCBR9000Kbpsってのは、どうなんだろう?
画質的には可もなく不可もなくって感じだけど、x264と比べて特に劣化してるとは思わないし、ま、これでいってみるかという感じ。

とりあえず、貼っておく。


GH1のキットレンズで一脚で撮っている。
一脚使えばけっこうブレは気にならずに長尺ものでもスロー動画でも撮れるなぁという印象。
今回は楽してAF。
MFだとどうしてもリング操作のときにカメラが動いてしまうのが難。

それにしても、youtubeは利便性がいいのだが、もうちょっとエンコードを安定させてほしいと思う今日この頃。
posted by そよはっは at 06:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月29日

GH1でホームビデオ撮影術

よくデジ一動画は「趣味」で三脚立てるような撮影向けで、一般のビデオカメラと同じ感覚では使えない、という意見を聞く。
もちろんこの意見、特に前半部は否定はしない。
だが、本当にデジ一の動画機能はビデオカメラに比べて大幅に劣っており、おまけに過ぎないのだろうか?

さて、「ビデオカメラと同じ感覚で」という部分を掘り下げてみよう。
今のビデオカメラはとにかくフルオートできれいに撮れるようにできているので、いろいろ高機能だが、ここでは最低限の「失敗のない」撮影のための機能を考える。
 位置情報AFが動く被写体に追従する。
 位置情報自動露出補正にした際に、パン・ズーミングによる画面の明るさ変化に違和感がない
 位置情報なるべく設定不要でテンポよく録画on、offができる。
  (シャッターチャンスへの対応)

GH1を上記の観点からみるとどうなるか。
私は、実際に子供撮りのホームビデオ用途で使ってみて、
日常のスナップ撮りなら子供撮りでも十分使える
という結論に達している。
一応「スナップ撮り」と書いたが、運動会のリレー競技で走る子供のアップを追いかける、というような場面は難しいが、そういうの以外ならイベントものでの撮影もできると踏んでいる。

ただし、これはAFが効いて絞り羽根の調整も動画対応でスムーズなHDレンズでの話。
それ以外のレンズでは動体への追従はやっぱり難しい。
手持ちでMFで動体へピントを合わせるにはかなりの熟練がいる。
また、AEをロックしない撮影方法の場合、動画対応のレンズでないと絞りがカクカクと階段状に開閉して画面がチラチラし、また音も記録されてしまう。

また、撮影の仕方も重要。
むやみやたらに撮影中にズーミングしたりカメラを振り回したりするのは当然アウト。
後、よく言われることだが、なるべくズームレンズの望遠側は使わず、広角側でカメラマンの足で構図を決めるといった基本的撮影姿勢を守ることがやはりおすすめ。
望遠でのアップは、背景をぼかして表情をじっくり見せたいときとか、意図を持って場面を選んで使うべき。

以上を踏まえた上で、GH1を「ビデオカメラライク」な子供撮りに使う際に、私が試行錯誤して落ち着いたカメラの設定方法を記しておく。

【必要なもの】
*GH1
*VARIO G HD14-140mmF3.5-5.8
*NDフィルター(屋外撮影用に最低ND4、8はそろえておいた方がよい)

【設定】

1.ダイアルで「S」モードに設定し、以下の条件に合わせたシャッター速度に設定する
 *屋外・晴れ → SS 1/60〜1/100(被写体の動きが早いほど速いSSを選択)
 *屋外・曇り OR 室内・明るい → SS 1/60
 *室内・暗い OR 夜間 → SS 1/30〜1/60(FHDで撮るなら1/30固定でOK)

2.撮るであろういくつかのアングルで被写体に向けてカメラを構え、シャッター半押ししてみる。
 →すると、カメラが算出した絞り値が表示される。
 →F9を超えるようなら、小絞りボケの防止としてNDフィルターを使う。
  選択の基準は、背景をどれだけぼかしたいか。
  一番ぼけるのは開放F値なので、ぼかしたければそれに近い値になるようにNDフィルターで調節する。

※回析による小絞りボケの影響だが、フォーサーズの場合は上限はF5.6ともF8とも言われている。
ただ、経験的にもう少し絞っても動画ではOKなので、F9くらいまでは使っている。

※NDフィルターだが、私は屋外撮影で晴れていればND8、曇っていればND4と使い分けている。

3.ダイアルで「クリエイティブ動画モード」に設定し、その中の「S」モードにして、1と同様にシャッター速度を設定する。

※静止画のSモードのままだと、撮影中の露出変更が効かないため
 ちなみに、2のシャッター半押しによるF値確認はクリエイティブ動画モードでは確認できない。

4.ISOをAUTOに設定する。

5.フォーカスダイアルをAF-C(又はAF-S。どちらでも同じ)に設定する。

6.撮影開始。
 →状況に応じてAF/AEロックボタンを活用。

以上、下準備の設定さえ済ませてしまえば、後はテンポ良くon、offで必要なカットを撮っていけばよい。

ポイントはS(シャッター速度優先)モードで撮るということ
iAやPモードで撮ってしまうと、明るい場所ではシャッター速度が上がりすぎてしまうことにより、パラパラと不自然な動きが目立つことがある。
もちろん、ベストはMモードで、絞り・SSを表現したい絵に合わせて設定し、ISOで明るさを調節することだが、子供撮りではそんな余裕はない。
やはりSモードがホームビデオには使いやすい。

余談だが、私は静止画をとるときは9割方A(絞り優先)モードで撮る。
私の被写体に特別動き物はないし、それよりも背景のぼかし具合を気にしているから。(SSを稼ぎたいときは、AのままISOを上げて対応する。)

でも、動画のときはSSを固定してしまうことが多いため、Sモード、マニュアルモードが使えることがとてもありがたい。
その意味で、PENTAXのK-7なんかはとても惜しい仕様だと思う。
AモードよりはSモード、Mモードで撮れるようにするべきだろう。


次はGH1に外付けマイクをつけたいのだけど、マニュアルによる音声レベル調整機能がないことで、躊躇している。
フィールドレコーダーを買った方がいいかなぁ〜
でも別撮り面倒だしなぁ。
posted by そよはっは at 20:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月12日

GH1 FHDとSHの混在編集→120fps化

FHDは24pの60i変換、SHは60p
これをどういうプロジェクトで編集するか、という話だが、やはりBDオーサリングを考えると、普通に1080の60iのプロジェクトで編集して出力しておくべきだろう。
EDIUSならHQ変換が必須であり、そしてこの1080の60iのプロジェクトならFHD分は同形式なのでHQスマレン(といってもいいのか・・・とにかく未編集部分スルー)が可能である。

そして、これをPC用にインタレ解除する場合、これが悩んでしまった。
普通にインタレ解除してしまうと、FHDの24p部分がおかしなことになるし、24p化するとこんどはSHの60p部分がおかしなことになる。

そこで、またgoogle先生の出番。
VFR(variable frame rate ⇔ CFR constant frame rate)という考え方があるそうな。
1つの動画ファイルの中でのフレームレートの混在(=VFR)を許容するコンテナが存在する。
例えばmkvやmp4、wmvなんかがそれにあたるらしい。

私は今までビデオカメラからの素材だけ扱ってきたので、ほとんど縁がなかったのだが、アニメ素材などは、本編は24fpsで予告やオープニングは30fpsだったりする場合もあるらしい。
これらをPCで扱うにあたって、先人はやはり今の私と同じような疑問にぶちあたってきたようで。すなわち「どうやってインタレ解除すればいいの?」と

ただ、ネットにアップするときなど、なるべくコンテナの形式によらず、汎用的な形にしたいと考えたときに使えるのが、「120fps化」という方法らしい。

わかりやすかったのは、こちらのサイト
http://www.fiberbit.net/user/r2-m2/clare/dtv/120fps.html
http://www.losttechnology.jp/Movie/aviutl.html
(感謝!)

で、私にとってなじみの深いAviutlでさっそく試してみた。
まず、自動フィールドシフトプラグインを使って、x264gui.auoでAviutlで直接h264化してみた。
これは、インタレ解除自体はうまくいっていたのだが、なぜか3分6秒の映像が2分39秒になってしまって、音と大幅にずれてしまった。

なので、地道だが、30p部分と24p部分と別々に出力して、後で再圧縮なしで結合する方法でいった。
シーンチェンジプラグインは感動的。
前回24pの逆テレシネで最適なPulldwnパターンをシーンごとに調べることを書いたが、このシーンチェンジプラグインみたいのものがAvsPで使えればすごくありがたい。

というか、aviutlは現状エンコーダとしてしか使ってないが、これはもうちょっと使いこなしてみたい感じ。
AVCHDを直接読み込めるようなプラグインがあれば便利なんだけどな・・・。
(現状は、結局avisynthとDGAVCDecと併用しないと読み込めない)


まぁとにかく、結論としては、非常にめんどくさい。
撮影時にやっぱり考えて、なるべくFHDかSHは統一しておきたいもの。
posted by そよはっは at 23:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月29日

60pをスローモーション24pへ

前のエントリーで24pの方法を書いたが、GH1にはもう一つ目玉の撮影モード「SH」がある。
すなわち、1280×720で60fpsプログレッシブ撮影が可能。

これをそのままの速度で使ってもいいが、例えばFHD(1920×1080の24p)と組み合わせて使う場合、どうしても映像の質感の違いがある。
60pはぎらぎらとしたニュース映像のようなリアルな質感だし、FHDはしっとりマットな映画調の質感。

そこで、例えば思い切ってSHで撮った部分をスローモーションの24pにしてしまうという方法がある。

例えば、この動画はSHで撮って、編集時にスローモーションで24pにしている。



通常の例えば29.97iのものを編集ソフトでスローモーションにするより、動きがなめらかなのが特徴だ。

比較として、適当なのがないが、こちらの動画の2:55あたりからのスローモーションはFHDで撮ったものをソフトでスローモーション化しているから、動きがややカクカクしている。



で、この60p→24p化なのだが、これに最適なソフトがEDIUSだ。
EDIUSには、読み込んだ動画クリップのプロパティを自分で変更できる機能がある。

SHモードの動画を読み込んで、プロパティ/ビデオ情報/フレームレートを23.98にする
これで、そのクリップ自体が本来は60fpsなのだが23.98fpsの動画としてEDIUSに認識され、それによりスローモーションのクリップとして読み込まれることになる。

さらにEDIUSのすごいところ。
EDIUSでは前提として、基本HQ変換してから読み込む。
HQはフレーム間圧縮のないコーデックなので、出力時もHQを選ぶと未編集フレームは再圧縮せずに通してくれるという特徴がある。
(ただし、素材の解像度・フレームレート・i/pの別とプロジェクトのそれらを一致させておかなければいけないが)
そして、このプロパティでの23.98fpsへの変換も、再圧縮対象にはならず、トランジションやテロップ等をかぶせたところのみ再圧縮されるのだ!
フレームレート変換のみなので、確かに画像の再圧縮を行なう必要はなく、こういうところがスマートにできてしまうところに、改めてEDIUSのすごさを実感。
ほんと、基本機能の充実っぷりがすごい。

ちなみに、今VegasPro体験版を試しているが、どうも同じことはできないっぽい。手持ちのVideostudioでも無理。
フレームレートはプロジェクトのフレームレートに合わされるが、素材の持っていた速度感はそのままソフトに寄って自動的に調整され維持される。
それをスローにしたい、また早回ししたい場合は、パーセンテージを入力したりタイムラインでクリップをドラッグしたりする方式。
つまりこれらのソフトは、素材の読み込み方をユーザーが指定する方法がなく、ソフト側が自動で決めるようだ。

余談になるが・・・。
この考え方の特徴の違いは例えば静止画等を読み込んだ場合にも現れている。
EDIUSではデフォルトでは静止画を読み込んだ場合、プロジェクトの解像度ぴったりに拡大縮小させることもできるが、プロパティの指定で元の解像度のまま読み込むこともできる。
この場合、プロジェクトの解像度より大きな素材ははみ出した分が切れて、また小さな素材は周囲に余白がある状態で読み込むことができる。
これに対して、VegasやVSは常にプロジェクトの解像度に合わせて自動で素材が拡大縮小され、その状態からユーザーがさらに任意の大きさに拡大縮小する手順となる。
結局仕上がりの品質に差がなければそれでいいのだが、なんとなくEDIUSの考え方の方が私は好きだ。

VegasもそのネイティブでAVCHDをさくさく扱える軽さ、安定感、そしてタイムライン回りの編集のやりやすさは十分実感できた。
トランジションやエフェクトは、EDIUS Pro4のものより好み。
ただ、もう2年以上使ってきて、いまだに「こんなことができるのか!」という感動を毎度毎度味わわせ続けてくれるEDIUSがあるので、なかなか急いで手に入れようという気にはなれない。

2年越しのはかない夢だが、AVCHDのスマレンがまともにできて高機能な編集ソフトがほしいというところに一番近い位置にいるのが、vegasだと思われる。
現状は、AVCHDのスマレンは不具合必死。つなぎ目が乱れている。
なので、これへの対応をもう1シーズン待ってみるか・・・という気になっている。
posted by そよはっは at 07:32| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

24pについて

24pとは1秒間に24コマで記録されていて、もともとは映画のフィルムで使われている方式らしい。
TVのニュース映像や通常のビデオカメラでおなじみの29.97i(1秒間に30コマだが60コマ分の動き)と比べると、コマ数が少ないことで独特の非現実的な質感の映像になる。
またコマ数が少ないことから、動きはパラパラ感がある。

デジ一動画ではNIKONの動画対応機種やGH1、家庭用ビデオカメラではCANONやパナのもので、この24p記録モードを搭載している。
素人でも映画のような質感の映像を手軽に残せるように、ということだろう。
そのうちGH1HF10の記録〜出力方式は特殊だ。
これらの共通点は、24pで記録して、テレシネ化されて60iに変換出力されている点である。

テレシネということについて、私も今勉強中なのだが・・・。
もともとは映画をテレビ放送波に乗せて放送しようとするとき、また映画をDVDにするとき、NTSCでは24pで飛ばせないため、1秒間に24枚だったものを30枚に増やしてインターレース化する処理をして29.97iにすることらしい。
近年はHD24pという規格をSONYが策定し、24p入力対応のTV、24p出力対応のプレーヤー等も増えてきているが、まだまだ未対応のものが多い。
なので、このテレシネ変換が必要になってくるわけだ。
もちろん情報は24枚分しかないわけだから、映像の見た目(質感や動きのパラパラ感)は同じだが、この処理によってどんなTVでも元の24pに近い映像が映し出されるわけである。
http://www.mediajoy.com/mjc/movie_club/film2video/1.html

同じことを、GH1やHF10はカメラ内で行っているのだ。
もともとプログレッシブで撮ってあるものを無理やりインターレース化するわけだから、当然劣化はあるのだろう。
メーカーの言い分としては、TVでの対応が完全ではない24pのまま出力するときれいに見られない人が出る可能性があるということだと思われる。
(この「未対応TVセットでは24pのままではきれいに見られない」、という現象がどういうことをさすのか、比較したことがないのでよくわかってないんだけど・・・)
撮ってすぐ見られるというAVCHDのコンセプトからしたらうなずける話ではある。
私としては、24pのままで出力してもらって、必要なときに適宜自分でテレシネ化するほうが望ましいのだけど、まあしょうがない。

それを踏まえた上で、ユーザーがこのデータを扱うときに気をつけるべき点について書き出しておく。


位置情報撮影時に注意すること

通常のビデオカメラ以上にコマ数が少ないので、シャッター速度のコントロールをちゃんと行わないと、パラパラ感がすごく目立ってしまう。
暗所ではss1/30、日中なら1/50、動きの激しいもので残像感を極力減らしてシャープに撮りたいなら1/100位を目安に設定している。

GH1で実際に実験を行なっている。

GH1 Test : what happens in changing the shutter speed? from soyoharu on Vimeo.



このことから、日中屋外撮影なら、NDフィルターは必須だと思われる。
※余談だが、NDフィルターを使用する場合は、WBをオートにせず、プリセットやカスタムで固定すること。

位置情報撮影したものを編集の有無に関わらず、BDやAVCHD-DVDやDVD-VideoにしてTV鑑賞する場合

この場合は、インターレースを保持したままで取り扱える。
特にファイル変換時等気を使うことはなく、普通の29.97iのデータとして取り扱っていけばよい。

位置情報撮影したものを<編集せずにYoutube、vimeo等にアップロードする場合

この場合、そのまま投稿すると動画投稿サイト側でのインタレ解除がなされるが、通常の29.97iを普通にインタレ解除する方式で行われるため、24pものの場合はきれいに解除されず、本来1秒間に24枚のはずが、いらないコマ(=フィールドブレンドされてゴースト状態)が残ってしまい1秒間に30コマとなってしまう。
なので、手間をかけてもきれいにアップロードしたいなら、自分で「逆テレシネ」という作業を行って、29.97iを24pに変換した方がよい。

テレシネ・逆テレシネの理論については詳しいサイトにおまかせするが、ここではなるべくきれいに逆テレシネする方法をまとめておく。
Avisynthを使う。
ソースは個人ブログだがこちらから。とてもありがたい。

《使用ソフト》
*Avisynth
*AvsP・・・Avisynthスクリプトの確認用。VirtualDub等でもよい。
*avsが読めるエンコードソフト(私はaviutlを使っている)

《Avisynthプラグイン》
AntiComb


《手順》
1.次のavsを作成し、AvsPでプレビューする。

#撮影ファイルをカットせずにそのまま使うなら、DirectShowSourceが簡単。もしカットも行ないたいなら、DGAVCDecを使わないとできない。
DirectShowSource("E:\***.m2ts")
AssumeTFF()

DoubleWeave()
a = Pulldown(0, 2).Subtitle("Pulldown(0, 2)", size=60)
b = Pulldown(1, 3).Subtitle("Pulldown(1, 3)", size=60)
c = Pulldown(2, 4).Subtitle("Pulldown(2, 4)", size=60)
d = Pulldown(0 ,3).Subtitle("Pulldown(0, 3)", size=60)
e = Pulldown(1, 4).Subtitle("Pulldown(1, 4)", size=60)
ShowFiveVersions(a, b, c, d, e)

#上記のままでOKだが、AvsPは縮小表示機能がないため、自分で縮小させたほうが見やすい。
LanczosResize(1280,720)

#次に使うAntiCombプラグインはYUY2しか入力できない。
ConvertToYUY2()

LoadPlugin("C:\Program Files\AviSynth 2.5\plugins\AntiComb.dll")
AntiComb(checkmode=true)

2.AvsPでコマ送りしてみて、5つのバージョンのうちどれがもっともゴーストが少ないかを確認
24p-01.jpg

ネタ元のブログによると、AntiCombのcheckmode=trueで紫色に表示される部分に着目すると良いということだが、結局全体を見てゴーストが出ていないバージョンを選ぶのが良いようだ。

3.2で確認したPulldoownのパターンを、以下のavsに記入。

DirectShowSource("E:\***.m2ts")
AssumeTFF()
DoubleWeave()
Pulldown(0,2)

#もしYoutube、vimeo等にアップロードする目的なら、720にリサイズしておいた方が良いかも
Spline36Resize(1280,720)

24-02.jpg
→avsのプレビュー時の右下の表示が23.976fpsになっていればOK。

4.3のavsをエンコードソフトで望みの形式にエンコードする。


位置情報撮影したものを編集してYoutube、vimeo等にアップロードする場合

これはちょっとややこしい。
まず、一番シンプルな方法は、編集する前の元素材をすべて上記方法で逆テレシネ化して24p素材にしてから編集する方法。
ただし、同じ編集結果をBDにも焼きたい、とか言う場合には、これまたちょっと困ってしまう。
(まぁ、24P出入力に対応するAV機器で再生できればそれに越したことはないが、配布先まで考えるとやはりインターレースで渡してあげたほうが無難だろう。)

ここでは、インターレースのまま編集・出力した中間ファイルを、ネット用に逆テレシネ化する方法を書く。

複数のクリップがつなげられたものを逆テレシネ化する場合、一気にPulldownを全体にかけてしまうと、おかしなことになる。
できあがったものは、ある場面ではうまくプログレッシブ化されているのだが、次の場面が変わったところでは、ゴーストが出まくっているような動画ができあがる。

例えばこの動画だが。

GH1 sample: LEICA D VARIO-ELMARIT14-50mmF2.8-3.5 from soyoharu on Vimeo.


特に00:46あたりからの子供が動いていくシーンで何か違和感があるのがわかるだろう。
これがプルダウンの取り除きに失敗しているフレーム。
その他はうまくいってたりする。

各クリップを任意のフレームでカットしてつないでいるため、一様にプルダウンを取り除こうとしても、きれいに取り除かれる部分とそうでない部分がわかれる。

なので、かなり面倒なのだが、AvisynthのTrimコマンドで、部分的に異なるPulldown指定をすることで対応する。

《手順》
1.次のavsを作成し、AvsPでプレビューする。

 同上

2.場面が変わる(素材のクリップのつなぎ目を境に)ごとに、5つのバージョンを見比べながら最適パターンを調べる。


0〜19フレーム:最適パターン(0,2)
20〜39フレーム:最適パターン(0,3)
40〜60フレーム:最適パターン(1,4)
とする。

3.調べ終わったら、上記の例であれば以下のようにavsを記述する。
  AvsPのプレビュー時の右下の表示が23.976fpsになっていればOK。
AVISource("E:\***.avi")
AssumeTFF()
DoubleWeave()

v1=Pulldown(0,2).trim(0,19)
v2=Pulldown(0,3).trim(20,39)
v3=Pulldown(1,4).trim(40,60)
v1++v2++v3

#必要であればリサイズ
spline36resize(1280,720)

4.3のavsをエンコードソフトで望みの形式にエンコードする。

この方法、仕上がりはきれいなんだけど、クリップ数が多いとけっこうめんどくさい。
まぁネット用に上げるのなら私の場合4分以内にまとめることが多いので、ちょっとがんばればできるけど。
何か他にもっといい方法が見つかればいいのだけど。
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2009年08月07日

GH1研究:暗所撮影編

比較モノ 第3弾 暗所編

昼間だけど、直射日光は差し込まない部屋で、照明をつけない状態の部屋。

まず、GH1のキットレンズを使って、SSとフィルムモードの変化による明るさの違いを見て行こうということで、f=50mm(換算100mm)
付近で行なった。
なお、実験は全てMモード、AWBにて行なっている。

●GH1 キットレンズ(14-40mm4:5.6)

F5.5(開放)、SS1/60、フィルムモード「スタンダード」
gh1k_004_f50mm_F5.5_ss60_iso1600_std_0.jpg

→暗い。この場合ISO1600でやっとこの明るさ。
 適正露出よりは-1.33EVほど暗いというカメラの判断。

F5.5(開放)、SS1/30、フィルムモード「スタンダード」
gh1k_004_f50mm_F5.5_ss30_iso1600_std_0.jpg

→この場合適正露出から-0.33EV(多分)で、ほぼ見た目の明るさに近づいた。
FHDのフレームレートが24fpsなので、動きのなめらかさからいってもSSは1/30はベストに近い。

今回の明るさやFHD(24fps)という環境では、SS1/30がベストだったが、場合によっては、もっと暗い場所でかつSH(60fps)で撮りたいという場面もある。
GH1の場合動画のISOの上限が1600で、キットレンズは開放値がもともと高いから、後はSSで調節するしかないが、SSもあまり下げすぎると残像感が出てしまう。

こういう場合に使える「裏技」がある。
フィルムモードの「スムーズ」と「ノスタルジック」は、おそらくコントラストを低くしつつ暗部を持ち上げる作用があると思われる。
これに設定すると、同じF値、SS、ISOでも若干明るく撮ることができる
スムーズよりもノスタルジック(私の好みは彩度+1〜2)の方がこの効果は大きいが、WBが暖色方向にシフトするので、使いにくい場面もあるかもしれない。(例えば、もともと暖色系の強い光源の場合など)

例を挙げてみよう。
先ほどと同じものを
F5.5(開放)、SS1/60、ISO1600、フィルムモード「ノスタルジック(彩度+1)」でやってみる。
gh1k_004_f50mm_F5.5_ss60_iso1600_nos_satu1_0.jpg

→同じF値、SS、ISOでも若干明るく撮れている。
また、WBが暖色方向に動いて、黄みが出たのがわかる。
今回の実験の場合AWBではやや青みよりに思えるので、今回はノスタルジックを使って成功していると思う。


なお、高感度ノイズは、今回のような日中の例の場合、SO1600でも実際の動画ではほとんど悪目立ちはしない。
静止画で切り出すと、若干色ノイズ系のバンディングノイズが出てるような感じだけど。



次は、焦点距離30mm(換算60mm)付近で画角をそろえて同じ被写体で、レンズや設定をいろいろかえてやってみた。
HF10とも比較している。

●GH1 キットレンズ

F5.0(開放)、SS1/60、ISO1600、フィルムモード「スタンダード」
gh1k_004_f30mm_F5.0_ss60_iso1600_std_0.jpg
→暗い

F5.0(開放)、SS1/30(多分・・・)、ISO1600、フィルムモード「ノスタルジック(彩度+1)」
gh1k_004_f30mm_F5.0_ss60_iso1600_nos-satu1_0.jpg
→先ほどの実験に基づいて設定を変えて補正してみた。

●GH1+SIGMA30mm1,4
F1.4(開放)、SS1/60、ISO200、フィルムモード「スタンダード」
gh1_sigma_004_30mm_fF1.4_ss60_iso200_std_0.jpg
→明るさは確か-0.33EVとのカメラの判断で、ほぼ見た目どおりの明るさが保てている。
SSも1/60なので、これならSHで撮る場合でも最適なSSを確保できる。
フォーサーズでもF1.4ならこれくらい背景がぼかせる。

ただ、開放だと甘いこのレンズの特徴が出てる。
なので、もうちょっと絞ってみました。
F2.2、SS1/60、ISO200、フィルムモード「スタンダード」
gh1_sigma_004_f30mm_F2.2_ss60_iso200_std_0.jpg
→F1.4開放よりはややシャープに撮れたが、絞った分、暗い。
ただ、こちらはまだISOに余裕があるので、あげてやればいいと思われる。
(力尽きて、テストはしていないけど、まぁ普通にきれいに撮れると思われる)

●HF10(ワイコンなし)

Avモード、なぜかF値は開放の1.8が選べなかったためF2.0、60i
hf10_004_f30mm_F2.0_60i_0.jpg
→ちょっと暗い。
ざらざらしたノイズも目立つ。
ISOは相当上がっている、か、もしくは極小センサーの限界で、高感度ノイズがひどいのか。
※今回Avでやってしまったが、こういう場面(暗所)では自動で絞りは開放F1.8になるようだし、あんまり意味なかった。

暗所ノイズというテーマからいうと余談になるが・・・。
HF10はセンサーが小さいので、F2.0でも背景はほとんどぼけていない。
(HF10では絞りを開けてもほとんどボケないから、Avモードは使い勝手がなく、TvでSSを調節するくらいしか実質自由度はなさそうな感じ)

このF値が低い状態でも被写界深度が深いというのは、言い換えればどんな場面においてもピント外しの心配が少ないということ。
ビデオカメラの第一ターゲットがビデオカメラ初心者のパパママ向け(撮り直しできず、一発で子供の姿を簡単に設定不要で捕らえられる)ということを考えると、ビデオカメラのセンサーは、あまり大きくできないということがよくわかる。
GH1のセンサーサイズでもあれだけ背景がボケるのだから、これはフォーカスを外す確率も必然的に高くなる。これは素人にとっては危険だ。
ちなみに今回はやや望遠側の作例を載せたが、広角側でも背景と被写体の間に少し空間があれば、GH1はキットレンズ(開放F値4)でもややボケる。
それはいい感じの立体感につながるが、ピント外しもありうる。

その意味では、ビデオカメラのセンサーサイズはそのままに、つまり被写界深度はそのままに、暗所ノイズを劇的に抑える裏面照射CMOSの採用、そして画期的な手ブレ補正の搭載というSONYの方向性は、家庭用ビデオカメラという分野では非常に「あり」で、売れるのもわかる。

ニュース的な映像を撮るなら、家庭用ビデオカメラに一日の長があるだろう。
ただ、もう少し凝った表現の幅が広がるのはGH1(レンズ交換、及び動画におけるフルマニュアル撮影が可能)

野球に例えてみよう。
HFS10はストライクゾーンが一番狭いが、そこにくればHR連発って感じ。
XR500VはストライクゾーンがS10よりはもう少し広がって、そこにくればコンスタントに長打を打つ感じ。
特に暗所においてはHR級。
GH1は、レンズ等を拡張することによってストライクゾーンが一番広くなる。
ただ、圧縮の面で少しマイナスに感じる場面もあったり、深度が浅くなることによる失敗の確率も増えることもあり、打率や当たりは若干質が落ちる場面もあるかも。
だが、最初は失敗でも、そこには経験によってHRが増えていく余地が十分にある。
MFや設定は経験を積めば積むほど精度や当たりが増えていくからだ。

結局、コンデジとデジ一の差だと思う。
デジ一を使ったからといっていい写真が撮れるわけではなく、ただ表現の幅が広がるのみ。
それと同じことが動画機能でも見られるね、という話。
posted by そよはっは at 22:44| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

GH1研究:圧縮ノイズ

第2弾 圧縮ノイズ編。

次に、圧縮が最も苦手とする水面を撮って比較してみた。
比較対照からはTZ7は外して、GH1のAVCHDのFHD、SHに加えて、MotionJPEGのHD(1280×720)も加えてみた。同様にHF10と比較している。

GH1 FHD
gh1k_003_fhd_0.jpg

GH1 SH
gh1k_003_sh_0.jpg

GH1 HD
gh1k_003_hd_0.jpg

HF10(ワイコンWD-37Uあり)
hf10_003_0.jpg


うーん、これは、難しい。
切り出して比べるものでもないって感じだけど。
(TVで見た場合の「感じのよさ」でいうと、
HF10 > GH1 FHD ≧ GH1 HD ≧ GH1 SH
って感じでした。)

HF10はディティールを細かく書き出しているけど、水平線近くの空にモスキートノイズがよく見るとある。
でも、全体にノイズは目立ちにくい感じがする。

GH1のH264を使ったFHDとSHは、水平線付近の水面を見ると、けっこうディティールをつぶしているのがわかる。これはTVで動画を見てもはっきりわかる。
空にも階調ムラが見られるが、HF10のようなモスキートノイズはない。
この諧調ムラをよーく見ると、ブロックノイズなのがわかる。四角い。

GH1のMotionJPEG(HD)は、意外にそんなによくない。ブロックノイズは一番目立つ感じがする。
ただ、水平線付近の水面のディティールはFHD、SHほどつぶしてはいないのだが・・・

あと、SHとHDには、水面になぜか黄色っぽい色ムラが目立つ。これは何?

GH1のブロックノイズだが、これは切り出すとはっきりわかるが、動画で見るとわかりにくいし気づきにくい。
「人の目に見えない部分は徹底的にはぶく」おいうMPEG圧縮の基本に沿っていると言えばそうだが・・・。

DGAVCDecで各ファイルの平均ビットレート、最大ビットレートをはかってみると、HF10が平均で16Mbpsをちゃんと出してくるのに対し、GH1は13〜14Mbps程度。
推測だが、公称の17Mbpsというのは最大だと思われる。
このビットレートの差が圧縮ノイズの差を作り出しているのかも・・・
また、GH1のHDはMotionJPEGの20〜30Mbpsということで、こういう場面では一番期待したのだが、なんだか期待したほどの効果はなさそう。

GH1の圧縮率だが、ファームアップでなんとかならないものなんだろうか?
24Mbpsくらいががんと奢ってほしいものである。
posted by そよはっは at 20:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

GH1研究:解像感(風景)

しばらく更新していないが、GH1でいろいろ日常を撮ったり、SonyのVegas Pro 9を試用したりと、ちょこちょこ合間を見てやっている。

だいぶ前のことになるが、手持ちのカメラ(HF10とTZ7)といろいろ比較もやっているので、ここにもメモしておこうと思う。

まずは第1弾、解像感編。

まず、元動画はそれぞれ解像度が違うが、とりあえず元の大きさのまま切り出してみた。

GH1 FHD(1920×1080)
gh1k_001_fhd_0.jpg

GH1 SH(1280×1080)
gh1k_001_sh_0.jpg

HF10(ワイコンWD-37Uあり) 1920×1080
hf10_001_0.jpg
※実験のとき、誤って若干ズームレバーを触ってしまったようで、広角端ではない。一つだけ画角が違う・・・。

TZ7 1280×1080
tz7_001_0.jpg

次に、フルHDのTVで見る場合を仮定して、GH1のSHとTZ7を720から1080に拡大。
さらに、わかりやすいように、同じ範囲を切り出してみた。

GH1 FHD
crop_gh1k_001_fhd.jpg crop2_gh1k_001_fhd.jpg
画面中央部            画面の端部

GH1 SH
crop_gh1k_001_sh-1080resize.jpg crop2_gh1k_001_sh-1080resize.jpg
画面中央部            画面の端部

HF10(ワイコンWD-37Uあり) 1920×1080
crop_hf10_001.jpg crop2_hf10_001.jpg
画面中央部            画面の端部

※元動画の画角が一つだけ異なるので、元動画から若干縮小して合わせてます。

TZ7 1280×720
crop_tz7_001_1080resize.jpg crop2_tz7_001_1080resize.jpg
画面中央部            画面の端部


(感想)
HF10+WD-H37U ≧ GH1・FHD ≧ GH1・SH > TZ7

TZ7だけが論外って感じで、後はいい勝負。
わずかな差なんだけど、等倍の切り出しでみたときに、HF10の線が最も繊細で細かく書き出せていて、FHDは若干輪郭が太い感じ。そしてSHはそれを輪にかけて太い感じ。
この線の太さは、ひょっとするとシャープ処理による輪郭強調のたまものかもしれないので、一度シャープ設定を変更してみる必要もあるかも・・・
GH1のFHDとSDは、切り出しをPC上で比較してもよくわからない。
が、PanaのプラズマVIELA-PX600(非フルHD)で見ると、若干FHDの方が解像感があるように見える。

HF10はこの作例で見ると解像感がいいと思われる。
ただ、私のワイコンが経年劣化しているのか、色にじみというかガラス越しに撮っているような違和感を若干感じる。
フレアやゴーストも多いし。
また、動画キャプチャから切り出した比較では、一つだけ縮小しているのでそれがシャープに見える要因かもしれない。


でも、解像感より最も気になることがある。
GH1では、空のグラデーションが段々になっているのだ。
こういうノイズ、なんていうんだっけ・・・とにかく階調ムラがとても気になる。
これは動画で見ているとあまり気にならないのだけれど、静止画で切り出すと全てこんな感じ。
これはかなり気になる。
圧縮のアルゴリズムの問題だと思われるが・・・
比較すると、HF10の空の描き方、雲の質感とかは非常に自然。
(色はCANON独特の紫かぶりだけど)

これは、圧縮の比較もしてみる必要が・・・


posted by そよはっは at 20:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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